悪徳住宅会社は資金計画書にどのような罠を仕掛けているのか、お見せしましょう。資金計画書に仕掛ける罠は二つです。ひとつ目の罠は、見積書に入れると家の値段が高くなってしまうものは、オプションとして資金計画書に入れてしまうこと。どんなものがあるのか・代表的なものは、カーテンと照明器具です。これらのものは、住宅にはなくてはならないものです。しかし、見積書に入れると坪単価が高くなるので、とりあえず別途にしておく。この方法自体は、別に悪い方法ではありません。お客さんにきちんと伝えて、「あなたの家はカーテンや照明器具を含めると最終的にこれだけかかるのです」と話せば良いことです。でも、そう話さない業者が多いのも事実です。「他社と較べて100万円も安かった。でも、最終的に支払った金額は、最初の見積りよりずっと高くなった」その原因は、こんなところにあるのです。照明器具はともかく、カーテンを別途工事にする会社は多いです。理由は、部屋が仕上がった後に、雰囲気に合わせてカーテンを選びたいというお客さんの要望に応えるためだと思います。ただ、男性はあまりご存知ないようですが、カーテンにはピンからキリまであります。40坪の家で30万円から。チョット良いもので80万円ほど。ウンと良いものになると100万円はします。計画の中であらかじめ予算を取っておくことが重要です。ふたつ目の罠が、経費に関するものです。現場経費、運搬費、営業諸経費、登記費用、地盤調査費、地盤保証料、シロアリ保障費、工事中の火災保険料、労災保険料……。これらの経費が資金計画書に載っていたら要注意です。こういった諸経費の合計は、工事費の10%程度になります。いくら本体価格が安くても、経費を別にしたらいくらでも安くできます。住宅会社は、大手でも小さな会社でも、ほとんどの会社はまじめにやっています。しかし、ほんの一部の会社が資金計画所に細工をする手口を使い、家を建てようとする人に迷惑をかけます。そのために良心的な住宅会社は皆迷惑しているのです。わけのわからない現場経費や運搬費、営業諸経費などの言葉が計画書に書いてあるのを見つけたら、「これはどういう金額ですか?なぜこの値段になるのですか?一つずつちゃんと説明してください」と聞いてください。もし、何も気付かないまま、そんな余分なものにお余を支払ってしまったら……それはもう、泣くに泣けません。資金計画は家づくりのはじめの一歩。きちんとした説明もしないで、家を建てるにあたって一番重要なもの、それを後回しにする会社には注意が必要です。資金計画に仕掛ける二つの罠について、おわかりいただけましたか?
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